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2016/09/21
三連休を利用して、城崎温泉に行ってきました。
レースを控えており、ちょうどトレーニング休止の調整期間であったので、
普段酷使している身体を湯治しようという目的です。
志賀直哉さんゆかりのお宿「三木屋」さんに宿泊してきました。
歴史を感じさせる落ち着いた佇まいと静寂な空間美。
それでいて要所要所リニューアルされ、宿泊客に不便さを感じさせない心遣い。
とても素敵なお宿でした。
特筆すべきは、長編小説「暗夜行路」でも描写されたという日本庭園。
一目見て、数十年程度では呈をなさない風情だと分かります。
ロッキングチェアーにゆっくりと身体を預け、いつまでも眺めていたいそんな景色でした。
ロビーに併設されたライブラリーは、どれもセンスよく趣向凝らした品ぞろえです。
感心して女将さんに尋ねたところ、「プロのブックディレクターさんに選んでもらっているんですよ。」と教えていただき、なるほどと腑に落ちました。
もしも時間が許せば、長期に逗留してすべての蔵書を読破したいなと思います。
さて城崎温泉は外湯巡りで有名な温泉街であり、観光客宿泊客は基本的に浴衣で散策を楽しみます。
駅の横にも、こんな風にたくさんの下駄が展示してあります笑。
雨にも負けず、傘をお借りし、浴衣、下駄のいで立ちで、外湯を楽しんできました。
泉質がよく、混雑も気にならないくらい、ゆっくりと心を解きほぐすことができました。
三木屋さんまでの帰り路に、おかきとプリンラムネをいただきました。
おかきはもちろん激辛一味焼きですふふふ。
注;今回はちょっと文学的な気分でブログを書きました。