平成23年10月に、生まれ育った松阪市に「あらおと整形クリニック」を開院させていただくこととなりました。
「あらおと」とは、私の生家の屋号です。長年地域の皆様に慣れ親しんでいただいた屋号ですが、残念ながら私の祖母の代で絶えておりました。
医師となり、私は日々研鑽を重ねて参りましたが、決して自分ひとりで一人前になったとは思っておりません。出会った全ての患者様たちが、私を育てて下さったのだと考えております。そこで地域の皆さまに恩返しをするため、長く皆さまに呼んでいただいていただろう、懐かしい響きの屋号を取り入れたクリニック名にしようと決意をしました。
「あらおと」という院名には、深い感謝の意が込められています。
大学病院を始め、三重県内の病院において整形外科の臨床に携わってまいりました。基幹となる大きな総合病院では、周手術期、そして回復期中心の医療が一般的です。慢性的な痛みや、リハビリテーションの「その後」については、全ての患者様をフォローしていくことが難しいという現状がありました。
また、もっと早い段階で患者さまの病気や症状を発見し、悪化させないための適切な処置がなされていれば、と心を痛めることが日常的にありました。
医師として、よりきめ細やかな診察を行い、患者様一人ひとりの生活に寄り添い、医療を提供していくことが私の本分であると思い至り、地域医療を志した次第でございます。
患者様のご納得かつご満足を得ることを第一とし、
そのために病気や痛みの回復に全力を尽くし、
健やかな人生のための、健やかな身体づくりを
お手伝いすること。
全ての治療行為には、分かりやすい説明を行い、患者様一人ひとりのご意見に耳を傾けるだけでなく「心」を傾けてまいります。不必要な治療は行いませんが、必要だと思えることは惜しみなく提案し、患者様と一緒に治療方針を考える。患者様の健康で幸せな毎日のために、スタッフ一丸となって全力を尽くしていきたいと考えています。
診察の待ち時間、そしてリハビリテーションの間、少しでも快適に過ごしていただくために、あたたかみあるクリニックづくりを目指してまいります。
おかげさまで設計士さんを始め多くの方にご支援をいただき、理想とする建物を作り上げることができました。そして、これからその中に風を吹き込んでいくのは私たち医療者です。
スタッフ一同一丸となってホスピタリティを追求し、安らぎと安心感の中で患者さまに医療を受けていただくことが、私たちの使命です。どうぞお寛ぎいただき、笑顔のあふれる時間をお過ごし下さい。
院長略歴
昭和50年 松阪市新町生まれ
三重高校卒業
三重大学医学部卒業
三重大学医学部付属病院整形外科
草の実リハビリテーションセンター
三重県立総合医療センター
伊勢市伊勢総合病院
松阪市立松阪市民病院
医療法人社団嘉祥会
堀江クリニック 院長
医学博士
日本整形外科学会認定リウマチ医
日本整形外科学会認定
リハビリテーション医
日本医師会認定健康スポーツ医
日本整形外科学会認定スポーツ医
義肢装具等適合判定医
身体障害者福祉法指定医
肥満予防健康管理士
日本整形外科学会
日本運動器科学会
日本AKA医学会肥満予防健康協会
VHO(巻き爪矯正技術)
東洋医学学会
日本加圧トレーニング学会
ライセンス登録医東洋医学学会